2021/7/28-7/31、オンラインで開催された「第42回米国不整脈学会」にて、心室頻拍に対するカテーテルアブレーションの有用性について調べた研究「PAUSE-SCD」の結果が発表されました。


2021/7/28-7/31、オンラインで開催された「第42回米国不整脈学会」にて、心室頻拍に対するカテーテルアブレーションの有用性について調べた研究の結果が発表されました。左室駆出率50%未満、器質的心疾患あり、単形性心室頻拍、埋込み型除細動器適応180例を対象、埋込み型除細動器植込み前90日未満にアブレーション実施群67例、従来治療群66例、埋込み型除細動器植え込み拒否でアブレーションのみ実施47例、前向きに中央値31.3ヶ月追跡、心室頻拍再発、心血管入院、死亡の複合の主要評価項目は、アブレーション群は従来治療群と比較してハザード比0.58有意差(95%CI 0.35~0.96 P=0.035)を認めました。
https://medical-tribune.co.jp/news/2021/0804537805
埋込み型除細動器適応の心室頻拍に対して埋込み型除細動器植え込み前のカテーテルアブレーションは有効か?調べた結果、カテーテルアブレーションが有効性が期待出来るとの報告です。ただ、埋込み型除細動器を避けて良いかどうかは不明です。

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