2021/7/26、2型糖尿病の抗糖尿病薬の第一選択の傾向を調べた日本の研究「Retrospective nationwide study on the trends in first-line antidiabetic medication for patients with type 2 diabetes in Japan」の結果が発表されました。

2021/7/26、2型糖尿病の抗糖尿病薬の第一選択の傾向を調べた日本の研究「Retrospective nationwide study on the trends in first-line antidiabetic medication for patients with type 2 diabetes in Japan」の結果が発表されました。1136723件の抗糖尿病薬の新規処方を解析、DPP4阻害薬は最も多く処方(65.1%)されており、ビグアナイド(15.9%)、SGLT2阻害薬(7.6%)でした。SGLT2阻害薬、ビグアナイドは2014年から2017年に増加(2.2%-11.4% and 13.7%-17.2%, respectively)、一方で他は減少しました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34309213
日本において糖尿病の新規処方の第一選択として多いのはDPP4阻害薬だったとの報告です。メトホルミンがあまり使われていない現状が明らかになりました。SGLT2阻害薬は心臓、腎臓へ好ましい作用を認めるエビデンスが蓄積して来たため、お茶の水循環器内科では使用頻度が高いです。メディカルトリビューンでも記事になっていました。
https://medical-tribune.co.jp/news/2021/0825538111

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