2021/8/27-8/30、オンラインで開催された「ヨーロッパ心臓病学会会議」にて、心保護効果、駆出率40%超の心不全を対象にした「EMPEROR-Preserved」と、駆出率40%以下の心不全を対象とした「EMPEROR-Reduced」の2つの試験のプール解析「EMPEROR-Pooled」の結果が発表されました。

2021/8/27-8/30、オンラインで開催された「ヨーロッパ心臓病学会会議」にて、駆出率40%超の心不全を対象にした「EMPEROR-Preserved」と、駆出率40%以下の心不全を対象とした「EMPEROR-Reduced」の2つの試験のプール解析「EMPEROR-Pooled」の結果が発表されました。心保護作用、腎保護作用の2つの主要評価項目について、駆出率によって層別解析、心不全入院のハザード比は駆出率25%未満から65%未満まで減少を認めました。腎事象へのハザード比は、駆出率40-50%群0.41(95%CI:0.20-0.85)、50-60%群0.84(0.44-1.63)、60%以上群1.24(0.66-2.33)と、駆出率によって差を認めました。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/202109/571634.html
解釈が難しいところですが、心保護作用は駆出率65%未満に広く認め、腎保護作用は駆出率60%未満、特に駆出率50%未満において強く認められるとの結果です。駆出率がより弱っているほうが効果が高いという興味深い結果です。
「Influence of endpoint definitions on the effect of empagliflozin on major renal outcomes in the EMPEROR-Preserved trial」
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34459076

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