2021/8/27、急性心不全入院中の急性期心臓リハビリテーション導入と臨床転帰について調べた研究「Acute-phase initiation of cardiac rehabilitation and clinical outcomes in hospitalized patients for acute heart failure」の結果が発表されました。430216例、急性期心臓リハビリテーション導入63470例、傾向スコアマッチング63470例と対照、急性期心臓リハビリテーション導入は低い院内死亡率（odds ratio [OR] 0.76, 95% confidence interval [CI] 0.73-0.80）、在院日数短縮、心不全による30日再入院発生率の低下と関連を認めました。操作変数解析の結果、急性期心臓リハビリテーション導入は院内死亡率低下（OR, 0.73; 95% CI, 0.68-0.79）と関連を認めました。本解析の結果、急性心不全入院中の急性期心臓リハビリテーション導入は短期臨床転帰へ潜在的な有用性が示唆されました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34454966
早期の心臓リハビリテーション開始の有用性です。