2021/9/13、エベロリムス溶出性ステント留置後、高出血リスクにおいて、3ヶ月または1ヶ月の抗血小板薬2剤併用療法について調べた研究「3- or 1-Month DAPT in Patients at High Bleeding Risk Undergoing Everolimus-Eluting Stent Implantation」の結果が発表されました。コバルトクロムエベロリムス溶出性ステントによる経皮的冠動脈形成術、高出血リスク、1ヶ月間または3ヶ月間の抗血小板薬2剤併用療法は、6ヶ月間または12ヶ月間の抗血小板薬2剤併用療法と比較して虚血性事象において非劣性を認めました。大出血の少なさ、ステント血栓症の低い発生率と関連をしている可能性があります。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34503737
「XIENCE」の論文です。ステント留置後は12ヶ月、6ヶ月間の抗血小板薬2剤併用療法が標準ですが、ステントの改良により、ステント血栓症が少なくなったことから、抗血小板薬2剤併用療法の期間は3ヶ月、1ヶ月でも問題がないのではないかという報告です。
2021/9/13、エベロリムス溶出性ステント留置後、高出血リスクにおいて、3ヶ月または1ヶ月の抗血小板薬2剤併用療法について調べた研究「3- or 1-Month DAPT in Patients at High Bleeding Risk Undergoing Everolimus-Eluting Stent Implantation」の結果が発表されました。