2021/9/17-9/19、米子及びオンラインで開催された「第69回日本心臓病学会学術集会」にて、中性脂肪蓄積心筋血管症の治療薬候補「トリカプリン」の開発状況が発表されました。

2021/9/17-9/19、米子及びオンラインで開催された「第69回日本心臓病学会学術集会」にて、中性脂肪蓄積心筋血管症の治療薬候補「トリカプリン」の開発状況が発表されました。中性脂肪蓄積心筋血管症(triglyceride deposit cardiomyovasculopathy: TGCV)とは、心筋や血管に中性脂肪が蓄積し、心不全、虚血、不整脈を来す疾患概念です。異所性の中性脂肪の蓄積が特徴で、全身の中性脂肪値、BMI、肥満の有無とは無関係とのことで、心筋シンチグラフィ、心筋生検、心臓MRI等の評価が必要です。現在、治療薬候補、カプリン酸トリグリセリド(トリカプリン)が開発中で、今後、特効薬が登場すれば診断の価値が上がります。今後注目です。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/202109/572105.html

PAGETOP