2017/9/1からフリースタイルリブレの保険適応が決まりました。

※2017/10/12追記、フリースタイルリブレについて当院の指針を更新しました。お問合せの際には、こちらを必ずお読みください。→https://ochanomizunaika.com/2017-1012

お茶の水内科では2017年3月から、アボット社の持続グルコースモニタリングシステム「FreeStyleリブレ」を導入しています。なんと、2017年9月1日から血糖自己測定が必要な1型糖尿病または2型糖尿病に対し保険適応になりましたので、お知らせします。

http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/082908944

具体的には、インスリン療法導入中で、血糖自己測定(Self Monitoring of Blood Glucose: SMBG)が必要な1型糖尿病または2型糖尿病が対象になります。保険点数ですが、インスリン療法中の糖尿病患者さんに対して在宅自己注射指導管理料という項目があり、それに対する血糖自己測定器加算という加算になります。血糖自己測定を行う頻度に応じて、最大「月120回以上測定する場合」の1500点(3カ月に3回まで算定可)を算定します。3割負担の場合は、一月あたり5000円程度になります。血糖自己測定が必要であることが保険適応の条件ですので、インスリン療法導入中の患者さんが対象です。糖尿病患者さんであってもインスリン療法を導入していない場合は2017年9月現在は保険適応外となります。2018年の診療報酬改定では新たな点数が増設されるとの情報もありますが、まだわかっていません。わかり次第お知らせします。フリースタイルリブレについて下記関連の記事もご覧ください。

https://ochanomizunaika.com/2017-0315

https://ochanomizunaika.com/2017-0819

今回の保険適応は、インスリン療法導入中で、血糖自己測定が必要な1型または2型糖尿病が適応対象ですので、糖尿病でない方が血糖の変動をセルフモニタリング等で使用したい場合は、今まで通り保険適応外になりますのでご注意ください。自費の場合は、本体7500円(税込)、センサー7500円(税込)です。本体は必ず一台必要で、センサーは1回分が使い切りで14日分です。購入例としては、本体1個とセンサー1個、本体1個とセンサー2個、本体1個とセンサー4個など、になります。

※2017/10/12追記、フリースタイルリブレについて当院の指針を更新しました。お問合せの際には、こちらを必ずお読みください。→https://ochanomizunaika.com/2017-1012

9月1日以降、品薄になる可能性も予想されています。フリースタイルリブレは、本来、血糖自己測定(Self Monitoring of Blood Glucose: SMBG)が必要な1型糖尿病または2型糖尿病の患者さんのためのものですので、品薄の場合、当院では糖尿病の治療目的の方を優先させていただきたいと考えていますが、何卒ご了承ください。取り寄せに日数が掛かる場合もありますので、必ず事前に一度お問い合わせください。


 

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