お茶の水循環器内科では月1回非常勤医師の田中医師による慢性便秘や過敏性腸症候群の専門外来を行っています。

お茶の水循環器内科は循環器専門の医療機関ですが、非常勤医師として、消化器内科、糖尿病内分泌内科、腎臓内科など、様々な診療科の医師に診療を手伝ってもらっています。今回は一番最初から外来をやっていただいている田中先生の外来の説明を更新しました。田中先生の外来希望の方は受付または院長までお伝えください。

http://ochanai.style/tanaka

慢性的な胃や腸のお悩みがある方、お茶の水循環器内科で機能性消化管疾患(過敏性腸症候群など)の専門治療を受けることができます。

月に1回、お茶の水循環器内科で、消化器内科(特に慢性的な消化器症状)専門の田中医師外来を行っています。

【慢性便秘外来、過敏性腸症候群外来】開始!

「なかなか平日に受診しづらい」「お腹の悩みを相談しづらい」

そのような方のために、お茶の水内科で「慢性便秘外来、過敏性腸症候群外来」を始めます。

このような症状がある方

・週に1-3回程度しか排便がない

・便が固くて、毎回排便が大変

・ストレスがかかると、お腹が痛くなり、便が柔らかくなったり、固くなったりする

・慢性的な胃痛や不快感

・突然の腹痛や下痢・便秘がある

・ストレスがあるとおなかを壊しやすい

・内視鏡検査で「異常なし」と言われたけど、上記症状がある方

ビジネスマンや、受験生など幅広い年齢層を対象にしています。

またウェアラブルデバイスなどを用いた日常生活指導なども行うことができ、効果的なアドバイスを心がけています。

【対象疾患の説明】

機能性消化管疾患、中でも過敏性腸症候群、機能性ディスペプシアと呼ばれる疾患、その他消化管を専門としています。ストレス関連ホルモンを軸に、脳と腸の関係について、研究も行っています。

【田中医師概要】

日経メディカル・オンライン、おなかハッカーwebなどで医療者や一般の方向けに情報発信も積極的に行っています。2018年1月に東北大学より過敏性腸症候群の補助アプリ「おなかナビ」をApple ResearchKit(Appleがサポートする臨床研究プラットフォーム)において、世界初でリリースしています。この分野のトップランナーである、東北大学で研究や臨床を行っており、お茶の水循環器内科で非常勤医師を行っております。

関連サイト:

・おなかナビ→https://onakanavi.sb.ecei.tohoku.ac.jp

・日経メディカル「田中由佳里の「ハラワタの診かた」→http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/series/ytanaka

・おなかハッカー→http://abdominalhacker.jp

外来担当医の診療スケジュールは下記ページをご覧ください。

外来担当医→https://ochanomizunaika.com/doctors


【お茶の水循環器内科になりました】

医療法人社団お茶会お茶の水循環器内科院長の五十嵐健祐と申します。当院は2014年秋、「心血管疾患の一次予防」を理念に神田小川町にてスタートしました。2016年春、現在の神田神保町にお引越し、2018年春、医療法人化に伴い、循環器専門の医療機関として生まれ変わりました。我々の使命は「世の中から救えるはずの病気をなくすこと」です。世の中には救える病気とそうでない病気があります。その中で、心筋梗塞と脳卒中は血管の故障が原因であり、防ぐためには血管を守ることが重要です。血管を守るためには、具体的に、高血圧症、脂質異常症、糖尿病、喫煙、心房細動、慢性腎臓病等の心血管疾患の危険因子に対して適切な治療介入と治療継続が大切です。一方で、現代人の生活スタイルとして、平日の日中に仕事や用事があることは普通のことであり、仕事をしながらの治療継続には大きな負担が伴います。我々はこのミスマッチを解決するために、夜間も土日も診療をオープンにし、心血管疾患の危険因子に対して適切な治療介入と治療継続を行っています。しかしながら残念なことに、土日や夜間に診療をしていると、我々の理念とは無関係に、ただ夜も空いているから、ただ土日もやっているから、ただ便利だからという理由だけで患者さんが殺到し過ぎてしまい、2018年冬、一時期は診療体制の維持が困難な事態に陥ってしまいました。
ミッション→https://ochanomizunaika.com/mission
2018年春、ゼロベースで、「その医療は心筋梗塞を減らすだろうか?」という行動規範のもとに全ての診療体制の見直しを行いました。結果、循環器専門という選択と集中の意思決定に至り、2018年春に医療法人化に伴い、「お茶の水循環器内科」として生まれ変わりました。今後とも夜間も土日も診療をオープンにし、高血圧症、脂質異常症、糖尿病、喫煙、心房細動、慢性腎臓病等の心血管疾患の危険因子に対して適切な治療介入と治療継続を実現していくことで、心筋梗塞と脳卒中を防ぎ、「世の中から救えるはずの病気をなくすこと」、これが我々の使命です。詳しくは上記ページに医療法人社団お茶会のミッションをまとめましたのでご覧ください。新しく生まれ変わったお茶の水循環器内科をどうぞよろしくお願いいたします。
2018年4月1日、医療法人社団お茶会理事長五十嵐健祐
【具体的な診療範囲】当院は循環器専門の医療機関です。循環器とは心臓と血管を専門に診る診療科です。具体的には、狭心症、心筋梗塞などの冠動脈疾患、抗血小板療法、抗凝固療法、心房細動を始めとする不整脈、高血圧症、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病、慢性心不全などの循環器疾患です。循環器の診療範囲を具体的にまとめました。
・冠動脈疾患(急性心筋梗塞、労作性狭心症、他)
・心筋梗塞後、ステント留置後の管理、抗血小板療法
・慢性心不全の管理
・心臓弁膜症(僧帽弁狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症、大動脈弁狭窄症、大動脈弁閉鎖不全症、他)
・人工弁置換術後の管理、抗凝固療法
・心筋症(拡張型心筋症、肥大型心筋症、他)
・不整脈(上室期外収縮、心室期外収縮、房室ブロック、心房細動、他)
・心房細動の抗凝固療法、心原性脳塞栓症の予防
・脳卒中、脳血管障害、脳梗塞(ラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症)、脳出血、くも膜下出血、一過性脳虚血発作、脳卒中後の管理、二次予防、再発予防
・高血圧症、二次性高血圧症
・脂質異常症、家族性高コレステロール血症
・糖尿病、糖尿病合併症の管理
・慢性腎臓病
・睡眠時無呼吸症候群
・その他、健診の再検査、食事指導、運動指導、禁煙外来、など
以上、心臓と血管を専門に診る診療科が循環器です。脳梗塞や脳出血等の脳血管障害、脳卒中は脳神経内科や脳神経外科が診ることも多いですが、どちらも血管の故障の予防という意味では一次予防、二次予防としてやるべきことは循環器と共通です。高血圧症、脂質異常症、糖尿病、慢性腎臓病等の生活習慣病も循環器病のリスク因子という点で循環器の守備範囲です。心筋梗塞や脳卒中にならないようにする、なってしまっても再発しないようにする、というのが循環器の仕事です。
【当院で対応していないもの】(2018/4/1更新)
2018/4/1以降、当院で対応していないものを具体的にまとめました。定期的に見直しを行っていますので、ご来院の前には必ずご確認ください。ご来院いただいても受付にて適切な診療科のご紹介の対応となることを予めご了承ください。下記に具体的にまとめましたので、診療科探しの際にご参考ください。
・風邪、インフルエンザ等→一般内科
・咳、痰等→呼吸器内科
・吐気、下痢、腹痛等→消化器内科
・花粉症、アレルギー等→耳鼻咽喉科、アレルギー科
・不眠、不安等→心療内科等
東京都の医療機関探しは、東京都医療機関案内ひまわり(☎ 03-5272-0303)をご活用ください。幸い、首都圏には夜間や土日も診療しているクリニックは当院以外にも最近少しづつ増えて来ています。随時紹介状の発行も行っていますのでお気軽にご相談ください。ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
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