ロケットニュースの禁煙外来に関する記事に執筆協力しました。

ロケットニュースの禁煙外来に関する記事に執筆協力しました。
「禁煙外来に3カ月間通ったらこうなった / 後半戦の大敵は体重増加だったが、医師に相談すると…」→https://rocketnews24.com/2019/01/28/1168323
年末から禁煙外来に取り組んでいたロケットニュースの和才さんですが、このたび、見事に禁煙成功しました。おめでとうございます。禁煙成功出来てよかったです。禁煙外来で、一番多く心配されていることの一つが「禁煙すると太るんじゃないか」という質問で、体重増加を気にされる方は多いです。禁煙後に太るという方は確かにいます。理由は、禁煙すると、それまで喫煙によって粘膜が慢性的に炎症しており、低下していた味覚や臭覚が元に戻るので、食べ物が美味しくなります。また、喫煙の口寂しさ解消に口に何かを加えるという習慣が抜けないと、食べ物の摂取量が増えてしまうことがあります。実際には、太るといっても10キロや20キロではなく、数キロの範囲内で、運動をすれば十分もとに戻せる範囲です。なので、適度に運動すれば大丈夫です。太るのを気にして煙草を吸い続ける人生よりも、禁煙して多少太ってもその分運動して痩せる人生、後者のほうが圧倒的に健康的です。また、禁煙による健康上のメリットは多数あります。詳しくは禁煙外来のページをご覧ください。
禁煙外来→http://循環器内科.com/smoking
お茶の水循環器内科では禁煙外来を行っていますが、今まで禁煙をして後悔しているという人は一人もいません。医師が禁煙外来の奨めを書くと、禁煙外来を受けさせるための医師の陰謀だという人がたまにいますが、もし陰謀論を唱えるとすると、煙草を辞めさせないほうが医師は儲かるんですよね。煙草を辞めてもらってしまうと病気は減ってしまいますから、煙草を吸い続けてもらったほうが病気は増えるので、医療機関にとっては商売になるのです。もし陰謀論を唱えるとしたら禁煙させないほうがいいのです。勿論、そうならないほうが良いだろうという想いで私は禁煙外来をやっています。喫煙の有害性と依存性、禁煙外来、禁煙補助薬、禁煙外来についてよくある質問等をまとめました。禁煙外来の初回は説明や書類等で30分程度お時間が掛かるので、お茶の水循環器内科では禁煙外来の初回のみ予約制としています。詳しくは主治医または受付までご相談ください。

【重要】ご来院前にご確認ください。
お茶の水循環器内科は循環器専門の医療機関です。対象は狭心症、心筋梗塞等の冠動脈疾患、心房細動を始めとする不整脈、心血管疾患の危険因子としての高血圧症、脂質異常症、糖尿病等の生活習慣病、慢性心不全等の循環器疾患です。一般的な内科診療は行っていませんので予めご了承ください。都内の医療機関探しは東京都医療機関案内サービスひまわりをご参考ください。
東京都医療機関案内サービスひまわり:03-5272-0303
https://www.himawari.metro.tokyo.jp/qq13/qqport/tomintop

【お茶の水循環器内科】

お茶の水循環器内科は循環器専門の医療機関です。当院は2014年秋、「心血管疾患の一次予防」を理念に神田小川町にてスタートしました。2016年春、現在の神田神保町にお引越し、2018年春、「その医療は心筋梗塞を減らすだろうか?」という行動規範のもと、循環器専門の医療機関になりました。世の中には救える病気とそうでない病気があります。その中で、心筋梗塞と脳卒中は血管の故障が原因であり、高血圧症、脂質異常症、糖尿病、喫煙、心房細動等の心血管疾患の危険因子をコントロールすることで十分に予防可能です。心血管疾患の危険因子に対して適切な治療介入と治療継続のために、お茶の水循環器内科は夜間も土日も診療をオープンにしています。心筋梗塞と脳卒中を防ぐこと、これが当院のミッションです。お茶の水循環器内科をどうぞよろしくお願いいたします。
お茶の水循環器内科院長五十嵐健祐

【具体的な診療範囲】

お茶の水循環器内科は循環器専門の医療機関です。循環器内科とは心臓と血管を専門に診る診療科です。具体的には、狭心症、心筋梗塞等の冠動脈疾患、心房細動を始めとする不整脈、心血管疾患の危険因子としての高血圧症、脂質異常症、糖尿病等の生活習慣病、慢性心不全等の循環器疾患です。循環器内科の診療範囲を具体的にまとめました。
・冠動脈疾患(急性心筋梗塞、労作性狭心症、他)
・心筋梗塞後、抗血小板療法、ステント留置後の管理、バイパス術後の管理・慢性心不全の管理
・心臓弁膜症(僧帽弁狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症、大動脈弁狭窄症、大動脈弁閉鎖不全症、他)
・弁置換術後の管理、弁形成術後の管理、抗凝固療法・心筋症(肥大型心筋症、拡張型心筋症、高血圧性心肥大、他)
・大動脈瘤、大動脈解離後の管理
・不整脈(心房細動、房室ブロック、上室期外収縮、心室期外収縮、他)
・心房細動の抗凝固療法、心原性脳塞栓症の予防、アブレーション治療の適応の評価、アブレーション治療後の管理
・脳卒中、脳血管障害、脳梗塞(ラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症)、脳出血、くも膜下出血、一過性脳虚血発作、脳卒中後の管理
・高血圧症、二次性高血圧症
・脂質異常症、家族性高コレステロール血症
・2型糖尿病、1型糖尿病、糖尿病合併症の管理、インスリン管理
・慢性腎臓病、腎硬化症の管理、糖尿病性腎症の管理
・その他、健診後の再検査、食事指導、運動指導、禁煙外来、など
以上、心臓と血管を専門に診る診療科が循環器内科です。高血圧症、脂質異常症、糖尿病、慢性腎臓病等の生活習慣病も心血管疾患の危険因子として循環器内科の守備範囲です。心筋梗塞や脳卒中にならないようにする、一度なってしまっても再発しないようにする、というのが循環器内科の仕事です。予防に勝る治療はありません。お気軽に主治医までご相談ください。

PAGETOP