2020/7/17-7/31、オンライン開催された「第52回日本動脈硬化学会総会・学術集会」にて「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」の次回改訂へ向けて提言が発表されました。
現在、最新のガイドライン「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年版」では、LDLコレステロールの管理目標値は、ハイリスク群において70mg/dL未満を「考慮」となっています。
http://www.j-athero.org/publications/index.html
その後のエビデンスの蓄積によって、高用量スタチン、エゼチミブ、EPA製剤、PCSK9阻害薬等、LDLコレステロール70mg/dL未満で、動脈硬化性疾患の抑制効果が明らかになって来ました。今後、ハイリスク群におけるLDLコレステロールの管理目標値70mg/dL未満がより強い推奨となって行く可能性が言及されました。詳しくはメディカルトリビューンの記事をご覧ください。
https://medical-tribune.co.jp/news/2020/0807531210
LDLコレステロールは低ければ低いほど動脈硬化性疾患は減るのはもはや疑いようのない事実なので、食事療法、運動療法、薬物療法、手段を取らず、どうせ下げるのであれば下げられるだけ下げるという方針で良いと思います。
2020/7/17-7/31、オンライン開催された「第52回日本動脈硬化学会総会・学術集会」にて「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」の次回改訂へ向けて提言が発表されました。