2021/3/11-4/12、福岡及びオンラインにて「STROKE 2021」(第46回日本脳卒中学会学術集会、第50回日本脳卒中の外科学会学術集会、第37回スパズム・シンポジウム)にて、脳梗塞予防における抗血小板薬プラスグレルの有用性、安全性を評価した第III相試験「PRASTRO-Ⅲ」試験の結果が発表されました。

2021/3/11-4/12、福岡及びオンラインにて「STROKE 2021」(第46回日本脳卒中学会学術集会、第50回日本脳卒中の外科学会学術集会、第37回スパズム・シンポジウム)にて、脳梗塞予防における抗血小板薬プラスグレルの有用性、安全性を評価した第III相試験「PRASTRO-Ⅲ」試験の結果が発表されました。2018年から2019年、脳梗塞再発危険因子を1つ以上有する血栓性脳梗塞235例を対象、プラスグレル3.75mg118例、クロピドグレル75mg112例を比較、脳梗塞予防効果は同等であるという結果でした。一連の試験、「PRASTRO-」試験、「PRASTRO-Ⅱ」試験、「PRASTRO-Ⅲ」試験の併合解析では、プラスグレル群3.4%、クロピドグレル群4.3%、HR 0.77(95%CI 0.52-1.14)で脳梗塞再発予防効果を認めました。メディカルトリビューンでも記事になっていました。
https://medical-tribune.co.jp/news/2021/0402535847
非劣性、同等性のエビデンスに基づいて、脳梗塞再発予防に対しプラスグレル(エフィエント)の新規適応追加の流れとなりそうです。

PAGETOP