2021/3/30、「外科系学会社会保険委員会連合」(外保連)にて、COVID-19禍における経皮的冠動脈形成術の状況について発表されました。


2021/3/30、「外科系学会社会保険委員会連合」(外保連)にて、COVID-19禍における経皮的冠動脈形成術の状況について発表されました。ST上昇型心筋梗塞の対応としては、コロナ禍においてコロナ前と比べて、9割以上の経皮的冠動脈形成術を維持出来ているとのことですが、救急外来受け入れ制限、SARS-CoV-2スクリーニング、個人用防護具着用等のために、医療機関到着から治療開始までの時間の延長が起こってしまっているとのことです。また、消化器外科、胸部外科、耳鼻咽喉科、産婦人科等ではさらに外科診療に及ぼす影響が出ているとのことです。詳しくはメディカルトリビューンの記事をご覧ください。
https://medical-tribune.co.jp/news/2021/0401535890
循環器医療においては経皮的冠動脈形成術は大きな変わりなく実施出来ている印象ですが、他科の救急疾患で救急受け入れに支障を来していたり、総合病院では発熱外来、肺炎治療のために、病院のリソースを奪われてしまっている場合があります。循環器単科病院ではそのようなことなく、循環器医療を継続維持出来ており、こういう時こそ循環器単科病院の強みが再認識されます。

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