2021/5/15、心血管疾患とアスピリン投与の有効性を比較した研究「Comparative Effectiveness of Aspirin Dosing in Cardiovascular Disease」の結果が発表されました。心血管疾患の既往例を対象とした本実用試験において、アスピリン1日81mgへの変更は、アスピリン1日325mgと比べて心血管事象、大出血において有意差を認めませんでした。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33999548
https://medical-tribune.co.jp/news/2021/0522536450
「ADAPTABLE」試験の結果です。心血管疾患の二次予防のためのアスピリンの投与量ですが、有効性、安全性は低用量81mgにおいても問題がないとの報告です。