神田駿河台の「ECOM駿河台」にて企画展「神田学生街の記憶 1880-1980 五大法律学校の軌跡」が開催中です。千代田区は昔、神田区と麹町区に分かれていました。神田地域は、明治時代から官立学校と様々な私立大学が創立されました。
法政、専修、明治、中央、日本、の5つの大学を神田「五大法律学校」と呼ぶことが多いそうです。
・法政大学(1880年創立、東京法学社、東京法学校、和仏法律学校)
・専修大学(1880年創立、専修学校)
・明治大学(1881年創立、明治法律学校)
・中央大学(1885年創立、英吉利法律学校、東京法学院)
・日本大学(1889年創立、日本法律学校)
今回の企画展では、神田に現在の法政大学の前身、東京法学社が創立された1880年(明治13年)から、中央大学が神田駿河台の地に別れを告げた1980年(昭和55年)までの100年間を様々な写真展として振り返る企画です。神田駿河台の「三井住友海上駿河台新館」ビルの隣にある「ECOM駿河台」にて、来月、2018/2/28(水)までの開催です。詳しくは下記ページをご覧ください。
「ECOM駿河台」→https://www.facebook.com/ecomsurugadai
明治大学プレスリリース→http://www.meiji.ac.jp/koho/press/2017/6t5h7p00000q59yh.html
ちなみに、法政、専修、明治、中央の4つ、に、早稲田大学(1882年年創立、東京専門学校)を加えて、「五大法律学校」と呼ぶという呼び方、東京大学(1877年創立、帝国大学)を加えて「六大法律学校」という呼び方、さらに、法政、専修、明治、中央、日本、東大、早稲田、に、獨協大学(1885年創立、獨逸学協会学校専修科)、慶應義塾大学(1890年年法科創立、慶應義塾大学部)を加えて「九大法律学校」と呼ぶ呼び方もあるそうです。
当院は循環器内科です。循環器内科とは心臓と血管を専門に診る診療科です。循環器内科の診療範囲を具体的にまとめました。
・虚血性心疾患、心筋梗塞、狭心症の診断、治療適応の判断
・心筋梗塞後の管理、一次予防、二次予防、抗血小板療法
・慢性心不全の管理、評価
・心筋症(拡張型心筋症、肥大型心筋症、拘束型心筋症、他)の管理、評価
・心臓弁膜症(僧帽弁狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症、大動脈弁狭窄症、大動脈弁閉鎖不全症、他)の診断、管理
・人工弁置換術後の管理、抗凝固療法
・不整脈(心房期外収縮、心室期外収縮、洞不全症候群、房室ブロック、WPW症候群、発作性上室性頻拍、心房細動、心房粗動、)の診断、管理
・心房細動、心原性脳塞栓症の予防、抗凝固療法、一次予防、二次予防
・脳血管障害、脳梗塞(ラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症)、脳出血、くも膜下出血、一過性脳虚血発作の診断、一次予防、二次予防
・高血圧症の診断、管理
・脂質異常症の診断、管理
・糖尿病の診断、管理
・慢性腎臓病の診断、管理
・その他、検診異常の精査、食事指導、運動指導、禁煙外来、など
以上、心臓と血管を専門に診る診療科が循環器内科です。脳梗塞や脳出血等の脳血管障害、脳卒中は神経内科や脳神経外科が診ることも多いですが、血管の故障の予防という意味ではやるべきことは循環器内科と共通です。高血圧症、脂質異常症、糖尿病、慢性腎臓病等の生活習慣病も循環器病のリスク因という点で循環器内科の守備範囲です。心筋梗塞や脳卒中にならないようにする、なってしまっても再発しないようにする、というのが循環器内科の仕事です。