2020/12/9、世界保健機構「The top 10 causes of death」が発表されました。

2020/12/9、世界保健機構「The top 10 causes of death」が発表されました。世界の死因トップ10は以下の通りです。
1、虚血性心疾患
2、脳卒中
3、慢性閉塞性肺疾患
4、下気道感染症
5、新生児状態
6、気管、気管支、肺癌
7、アルツハイマー病、他の認知症
8、下痢性疾患
9、糖尿病
10、腎臓病
2000年から2019年の変化としては、下気道感染症、新生児状態、下痢性疾患の3つは減少傾向、虚血性心疾患、脳卒中、慢性閉塞性肺疾患、呼吸器癌、認知症、糖尿病、腎臓病は増加傾向です。詳しくは世界保健機構のページをご覧ください。
https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/the-top-10-causes-of-death
減少傾向の疾患においては、感染症、公衆衛生の向上が関係しています。一方で、増加傾向の疾患において、虚血性心疾患、脳卒中、糖尿病、腎臓病は血管の動脈硬化が原因、慢性閉塞性肺疾患と呼吸器癌の一番の原因は煙草、アルツハイマー病は老化現象なので、血管によるもの、煙草によるもの、老化現象によるものと3つにまとめることが出来ます。日本では癌がトップですが、世界的に見ると人間は血管、煙草、感染症、老化が主要な死因であることがわかります。

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