2021/2/11、陳旧性心筋梗塞の心室頻拍の定位体幹部放射線治療後の脱分極異常、自律神経機能について調べた研究「Analysis of depolarization abnormality and autonomic nerve function after stereotactic body radiation therapy for ventricular tachycardia in a patient with old myocardial infarction」の結果が発表されました。

2021/2/11、陳旧性心筋梗塞の心室頻拍の定位体幹部放射線治療後の脱分極異常、自律神経機能について調べた研究「Analysis of depolarization abnormality and autonomic nerve function after stereotactic body radiation therapy for ventricular tachycardia in a patient with old myocardial infarction」の結果が発表されました。心筋梗塞後、心室頻拍において、定位体幹部放射線治療は不整脈エピソードを急速に減少、脱分極異常を改善、さらに迷走神経活動、血圧反射機能を改善しました。本所見からエックス線照射の抗不整脈作用のメカニズムを一部説明するものであり、電気生理学的不安定性を評価するための高解像度自由行動下心電図の有用性を示唆するものです。
https://www.heartrhythmcasereports.com/article/S2214-0271(21)00030-0/fulltext
心筋梗塞後の心室頻拍に対して放射線治療という選択肢の報告です。心室頻拍には、薬物治療、カテーテルアブレーション治療、植込み型除細動器の3つがありますが、第4の治療選択肢として開発中です。メディカルトリビューンでも記事になっていました。
https://medical-tribune.co.jp/news/2021/0419536093/

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