お茶の水内科非常勤医師の森医師が「腎臓内科.com」というサイトを始めました。

腎機能が低下している状態を慢性腎臓病と呼びます。加齢によっても腎機能は徐々に低下しますが、治療可能な腎機能低下のリスク因子として、糖尿病による糖尿病性腎症、高血圧症による腎硬化症、腎機能に影響を与える薬剤による薬剤性腎障害などがあります。慢性腎臓病になっても初期はほとんど症状がありませんが、腎機能が低下すればするほど心筋梗塞や脳梗塞のリスクが増加します。腎機能は一度失ってしまうと後から腎機能を元に戻す治療法が腎移植以外にないため、第一に予防が一番重要です。これが、腎機能低下を放置してはいけない理由です。このたび、お茶の水内科非常勤医師の森医師が「腎臓内科.com」というサイトを始めました。なかなかとっつきにくいイメージのある腎臓内科の病気や検査について丁寧にわかりやすく記事を更新しています。ぜひご覧ください。

https://腎臓内科.com

腎機能をチェックするには、尿検査による血尿、蛋白尿等の有無や程度の評価、採血検査による推定糸球体濾過率(estimated Glomerular Filtration Rate: eGFR)の評価が必要です。お茶の水内科大学でも以前腎機能障害についてまとめたものがありますのでご参考ください。

腎機能障害→https://ochanai.com/renaldysfunction


 

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