当院非常勤医師の石井医師らの取り組みをロケットニュースに取り上げていただきました。
【独占取材】日本うんこ学会を直撃! 会長の医師に「放送禁止」な質問をしたら「勇気づけられる回答」が返ってきた→https://rocketnews24.com/2018/05/25/1066621/
不定期に医療系の記事を一緒に作っているロケットニュースの和才さんに、他にも面白い活動をしている医師とのことで、石井先生を紹介したところ、先日のニコニコ超会議、日本うんこ学会の取り組みについて取材とインタビュー記事をまとめていただきました。目指していることは極めて真面目で、大腸癌の早期発見、そのための大腸癌検診受診率の向上と日常生活における便の観察の重要性などの啓発活動を、エンターテイメントやゲーミフィケーションを組み合わせながら活動しています。詳しくは取材記事をご覧ください。医療の技術向上は目覚ましいのですが、どんなに素晴らしい検査や、どんなに素晴らしい治療法も、医療機関に来てくれないと始まらないのは事実で、特に検診の大切さをどう広めていくかは永遠の課題の一つです。また、医療機関内にいてそのようなことを言っているだけでは不十分で、社会に対して積極的に投げ掛けていく姿勢、介入していこうとする姿勢、医療も社会の変化に合わせて変わっていかなければならない時代になっていることを私は感じています。ロケットニュースで不定期に記事を作っているのはそのためです。
また、私の意見ですが、医療における情報発信は情報発信のみでは不十分で、情報発信後の事後対応として、検査が必要な人には適切な検査を、情報発信でわからないことや誤解を招いてしまったもの、必要以上に不安にいだいてしまった方のためには情報発信後の事後対応まで含めて適切な情報発信ではないかと考えています。テレビで健康番組を作って放送して終わり、雑誌やウェブメディアで医療不信を煽るような記事を書いて終わりでは、患者さんは困ってしまう訳で、医療においては、情報発信は情報発信のみに終わらない、情報発信後の事後対応も含めて初めて適切な情報発信であると、私は考えています。
そのような観点も踏まえつつ、お茶の水循環器内科は循環器専門の医療機関ですが、非常勤医師として、消化器内科、糖尿病内分泌内科、腎臓内科など、様々な診療科の医師の外来を行っています。石井医師は月に1回程度、消化器内科の外来を行っています。潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患、難治性の消化管疾患、慢性便秘などでお悩みの方は一度石井医師へご相談ください。非常勤医師の外来スケジュールに関しては外来担当表をご覧ください。
外来担当医→https://ochanomizunaika.com/doctors
医療法人社団お茶会お茶の水循環器内科院長の五十嵐健祐と申します。当院は2014年秋、「心血管疾患の一次予防」を理念に神田小川町にてスタートしました。2016年春、現在の神田神保町にお引越し、2018年春、医療法人化に伴い、循環器専門の医療機関として生まれ変わりました。我々の使命は「世の中から救えるはずの病気をなくすこと」です。世の中には救える病気とそうでない病気があります。その中で、心筋梗塞と脳卒中は血管の故障が原因であり、防ぐためには血管を守ることが重要です。血管を守るためには、具体的に、高血圧症、脂質異常症、糖尿病、喫煙、心房細動、慢性腎臓病等の心血管疾患の危険因子に対して適切な治療介入と治療継続が大切です。一方で、現代人の生活スタイルとして、平日の日中に仕事や用事があることは普通のことであり、仕事をしながらの治療継続には大きな負担が伴います。我々はこのミスマッチを解決するために、夜間も土日も診療をオープンにし、心血管疾患の危険因子に対して適切な治療介入と治療継続を行っています。しかしながら残念なことに、土日や夜間に診療をしていると、我々の理念とは無関係に、ただ夜も空いているから、ただ土日もやっているから、ただ便利だからという理由だけで患者さんが殺到し過ぎてしまい、2018年冬、一時期は診療体制の維持が困難な事態に陥ってしまいました。
2018年春、ゼロベースで、「その医療は心筋梗塞を減らすだろうか?」という行動規範のもとに全ての診療体制の見直しを行いました。結果、循環器専門という選択と集中の意思決定に至り、2018年春に医療法人化に伴い、「お茶の水循環器内科」として生まれ変わりました。今後とも夜間も土日も診療をオープンにし、高血圧症、脂質異常症、糖尿病、喫煙、心房細動、慢性腎臓病等の心血管疾患の危険因子に対して適切な治療介入と治療継続を実現していくことで、心筋梗塞と脳卒中を防ぎ、「世の中から救えるはずの病気をなくすこと」、これが我々の使命です。詳しくは上記ページに医療法人社団お茶会のミッションをまとめましたのでご覧ください。新しく生まれ変わったお茶の水循環器内科をどうぞよろしくお願いいたします。
2018年4月1日、医療法人社団お茶会理事長五十嵐健祐
【具体的な診療範囲】当院は循環器専門の医療機関です。循環器とは心臓と血管を専門に診る診療科です。具体的には、狭心症、心筋梗塞などの冠動脈疾患、抗血小板療法、抗凝固療法、心房細動を始めとする不整脈、高血圧症、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病、慢性心不全などの循環器疾患です。循環器の診療範囲を具体的にまとめました。
・心臓弁膜症(僧帽弁狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症、大動脈弁狭窄症、大動脈弁閉鎖不全症、他)
・不整脈(上室期外収縮、心室期外収縮、房室ブロック、心房細動、他)
・脳卒中、脳血管障害、脳梗塞(ラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症)、脳出血、くも膜下出血、一過性脳虚血発作、脳卒中後の管理、二次予防、再発予防
・その他、健診の再検査、食事指導、運動指導、禁煙外来、など
以上、心臓と血管を専門に診る診療科が循環器です。脳梗塞や脳出血等の脳血管障害、脳卒中は脳神経内科や脳神経外科が診ることも多いですが、どちらも血管の故障の予防という意味では一次予防、二次予防としてやるべきことは循環器と共通です。高血圧症、脂質異常症、糖尿病、慢性腎臓病等の生活習慣病も循環器病のリスク因子という点で循環器の守備範囲です。心筋梗塞や脳卒中にならないようにする、なってしまっても再発しないようにする、というのが循環器の仕事です。
【当院で対応していないもの】(2018/4/1更新)
2018/4/1以降、当院で対応していないものを具体的にまとめました。定期的に見直しを行っていますので、ご来院の前には必ずご確認ください。ご来院いただいても受付にて適切な診療科のご紹介の対応となることを予めご了承ください。下記に具体的にまとめましたので、診療科探しの際にご参考ください。
東京都の医療機関探しは、東京都医療機関案内ひまわり(☎ 03-5272-0303)をご活用ください。幸い、首都圏には夜間や土日も診療しているクリニックは当院以外にも最近少しづつ増えて来ています。随時紹介状の発行も行っていますのでお気軽にご相談ください。ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。