日本循環器学会と日本高血圧学会のYoutube動画「戦国キッチン命は一度きり~日本循環器学会武田減塩~」が減塩食の参考になります。

日本循環器学会と日本高血圧学会のYoutube動画「戦国キッチン命は一度きり~日本循環器学会武田減塩~」が減塩食の参考になります。
https://youtu.be/WDx_skF-rNs
塩分過剰摂取は高血圧症を引き起こし、高血圧症は心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患の最大のリスク因子の一つです。心筋梗塞や脳卒中を防ぐためには、高血圧症にならないように、すでに高血圧症の方は悪化させないように、食事療法としては減塩が一番大切です。このたび、武田減塩先生が、減塩のための工夫やポイントを、「風林火山」というキーワードで解説いただいています。
・素材の風味を活かすこと風の如し
・野菜を増やす食卓は林の如し
・火はファイアー、スパイス等を上手く活用して減塩
・減塩生活で生命力に満ち溢れたたくましい身体、壮大な山の如し
だそうで、強引なこじつけ感と、アシスタントの方のリアクションのシュールな感じが好きです。カテゴリが「コメディー」であるところも好きです。内容はとてもわかりやすく、減塩と言うと薄味にしなければならないというイメージを持つ方も多いのですが、塩分が含まれていない調味料を活用すれば必ずしも薄味にしなければならない訳ではありません。具体的には、昆布や鰹節などの出汁、市販のだしの素、ポン酢、オリーブオイル、コショウ、カレー粉、七味唐辛子、ショウガ、ニンニク、ワサビ、シソ、これらは塩分が含まれていない調味料は高血圧症の減塩に関してはどれだけ使っても構いません。特にコショウやトウガラシは塩分が含まれていないのに関わらずスパイシーで美味しく使いやすいのでオススメです。

【お茶の水循環器内科】

お茶の水循環器内科は5年目を迎えました。当院は2014年秋、「心血管疾患の一次予防」を理念に神田小川町にてスタートしました。2016年春、現在の神田神保町にお引越し、2018年春、「その医療は心筋梗塞を減らすだろうか?」という行動規範のもと、循環器専門の医療機関になりました。世の中には救える病気とそうでない病気があります。その中で、心筋梗塞と脳卒中は血管の故障が原因であり、心血管疾患の危険因子をコントロールすることで十分に予防が可能です。具体的には、高血圧症、脂質異常症、糖尿病、喫煙、心房細動、慢性腎臓病等の心血管疾患の危険因子に対して適切な治療介入と治療継続を行うことが重要で、そのために当院は夜間や土日も診療をオープンにしています。心筋梗塞と脳卒中を防ぐこと、これが我々の使命です。お茶の水循環器内科をどうぞよろしくお願いいたします。
お茶の水循環器内科院長五十嵐健祐

【具体的な診療範囲】

お茶の水循環器内科は循環器専門の医療機関です。循環器内科とは心臓と血管を専門に診る診療科です。具体的には、狭心症、心筋梗塞などの冠動脈疾患、心房細動を始めとする不整脈、心血管疾患の危険因子としての高血圧症、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病、慢性心不全などの循環器疾患です。循環器内科の診療範囲を具体的にまとめました。
・冠動脈疾患(急性心筋梗塞、労作性狭心症、他)
・心筋梗塞後、抗血小板療法、ステント留置後の管理、バイパス術後の管理・慢性心不全の管理
・心臓弁膜症(僧帽弁狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症、大動脈弁狭窄症、大動脈弁閉鎖不全症、他)
・弁置換術後の管理、弁形成術後の管理、抗凝固療法・心筋症(肥大型心筋症、拡張型心筋症、高血圧性心肥大、他)
・大動脈瘤、大動脈解離後の管理
・不整脈(心房細動、房室ブロック、上室期外収縮、心室期外収縮、他)
・心房細動の抗凝固療法、心原性脳塞栓症の予防、アブレーション治療の適応の評価、アブレーション治療後の管理
・脳卒中、脳血管障害、脳梗塞(ラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症)、脳出血、くも膜下出血、一過性脳虚血発作、脳卒中後の管理
・高血圧症、二次性高血圧症
・脂質異常症、家族性高コレステロール血症
・2型糖尿病、1型糖尿病、糖尿病合併症の管理、インスリン管理
・慢性腎臓病、腎硬化症の管理、糖尿病性腎症の管理
・その他、健診後の再検査、食事指導、運動指導、禁煙外来、など
以上、心臓と血管を専門に診る診療科が循環器内科です。高血圧症、脂質異常症、糖尿病、慢性腎臓病等の生活習慣病も心血管疾患の危険因子として循環器内科の守備範囲です。心筋梗塞や脳卒中にならないようにする、一度なってしまっても再発しないようにする、というのが循環器内科の仕事です。予防に勝る治療はありません。お気軽に主治医までご相談ください。

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