2021/3/11-4/12、福岡及びオンラインにて「STROKE 2021」(第46回日本脳卒中学会学術集会、第50回日本脳卒中の外科学会学術集会、第37回スパズム・シンポジウム)にて、慢性期の非心原性虚血性脳卒中に対する抗血小板薬2剤併用療法の有用性、安全性を調べた日本の研究「CSPS.com」試験の結果が発表されました。結果、アスピリン、クロピドグレルに、シロスタゾールを追加することで、出血リスクを増大させることなく長期の脳卒中再発および血管イベントを抑制したことが報告されました。メディカルトリビューンにて記事になっていました。
https://medical-tribune.co.jp/news/2021/0325535741
冠動脈疾患で抗血小板薬2剤併用療法(DAPT)は一般的ですが、脳血管は脳出血リスクを懸念してか、強力な抗血小板療法を行わないこともありましたが、今回のデータによって脳梗塞においても抗血小板薬2剤併用療法(DAPT)の時代が始まっていくのかも知れません。アスピリンとクロピドグレルの併用ではなく、アスピリンとシロスタゾール、クロピドグレルとシロスタゾールの併用であるというのが特徴です。
2021/3/11-4/12、福岡及びオンラインにて「STROKE 2021」(第46回日本脳卒中学会学術集会、第50回日本脳卒中の外科学会学術集会、第37回スパズム・シンポジウム)にて、慢性期の非心原性虚血性脳卒中に対する抗血小板薬2剤併用療法の有用性、安全性を調べた日本の研究「CSPS.com」試験の結果が発表されました。