2021/8/27-8/30、オンラインで開催された「ヨーロッパ心臓病学会会議」にて、糖尿病性腎臓病に対する新規ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬finerenoneの心血管疾患への有効性を調べた研究「FIGARO-DKD」の結果が発表されました。2型糖尿病、eGFR 25-89かつ微量アルブミン尿陽性、eGFR 60mg以上かつ顕性アルブミン尿陽性を対象、7437例、標準治療にフィネレノン10mgまたは20mgを上乗せする群3686例、標準治療群3666例、中央値3.4年追跡、RAS系阻害薬100%、スタチン71%、β遮断薬48%、Ca拮抗薬51%、利尿薬48%、心血管死亡、心筋梗塞、脳卒中、心不全入院の複合心血管イベントはプラセボ群と比較してフィネレノン群で13%有意に減少(HR 0.87、95%CI 0.76-0.98、P=0.026)を認めました。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/202109/571666.html
ミネラルコルチコイド受容体阻害薬で、ステロイド骨格を持たない新規の薬剤です。
2021/8/27-8/30、オンラインで開催された「ヨーロッパ心臓病学会会議」にて、糖尿病性腎臓病に対する新規ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬finerenoneの心血管疾患への有効性を調べた研究「FIGARO-DKD」の結果が発表されました。