九段下に「九段下駅前まめクリニック」がオープンしました。
九段下に「九段下駅前まめクリニック」がオープンしました。先月2018/7/2(月)に開院したばかりで、診療科目は「内科・総合診療」、診療時間は、2018年8月現在、平日17:45-21:30、土曜12:45-17:30、日曜9:45-14:30、祝日休診とのことで、夜間や土日もやっている総合診療クリニックとのことで、お近くにお勤め、お住まいの方にとっては大変便利です。詳しくはホームページをご覧ください。ちなみに院長は石川雅俊先生で、学生時代からの知り合いです。
九段下駅前まめクリニック→https://mame-clinic.jp
同じく近くの夜間診療、土日診療のクリニックとしては大手町の「東京ビジネスクリニック」さんも便利です。
東京ビジネスクリニック→https://www.businessclinic.tokyo
その他、都内の医療機関探しは東京都医療機関案内サービスひまわりをご参考ください。
東京都医療機関案内サービスひまわり:03-5272-0303
→https://www.himawari.metro.tokyo.jp/qq13/qqport/tomintop
お茶の水循環器内科が開業した2014年頃は、夜間や土日に診療をしているクリニックは都内でも非常に少なく、ただ診療をやっているだけで有難がられました。しかしながら、ただ夜間やっているから、ただ土日も空いているからという理由だけで患者さんが殺到してしまい、2018年冬には、質の高い診療が維持出来ない状態となってしまいました。開業の理念に立ち返り、「その医療は心筋梗塞を減らすだろうか?」という行動規範のもと、循環器専門の医療機関に生まれ変わったのが今年春です。ただ、患者さんにとっては何でも診てくれる総合診療のほうが利便性が高いのではないかと思います。幸い、ここ数年で首都圏では夜間や土日にやっているクリニックが増えて来ています。随時クリニックの案内や紹介状の発行を行っていますのでお気軽にご相談ください。ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
お茶の水循環器内科院長の五十嵐健祐と申します。当院は2014年秋、「心血管疾患の一次予防」を理念に神田小川町にてスタートしました。2016年春、現在の神田神保町にお引越し、2018年春、医療法人化に伴い、「その医療は心筋梗塞を減らすだろうか?」という行動規範のもと、循環器専門の医療機関に生まれ変わりました。
我々の使命は「世の中から救えるはずの病気をなくすこと」です。世の中には救える病気とそうでない病気があります。その中で、心筋梗塞と脳卒中は血管の故障が原因であり、血管を守ることで予防が可能です。血管を守るとは、具体的に、高血圧症、脂質異常症、糖尿病、心房細動、慢性腎臓病等の心血管疾患の危険因子に対して適切な治療介入と治療継続をすることです。そのために、循環器専門の医療機関として特化し、夜間も土日も診療をオープンにし、高血圧症、脂質異常症、糖尿病、心房細動、慢性腎臓病等の心血管疾患の危険因子に対して適切な治療介入と治療継続、循環器疾患の一次予防、二次予防のために診療を行っています。心筋梗塞と脳卒中を防ぎ、「世の中から救えるはずの病気をなくすこと」、これが我々の使命です。新しく生まれ変わったお茶の水循環器内科をどうぞよろしくお願いいたします。
2018年4月1日、お茶の水循環器内科院長五十嵐健祐
【具体的な診療範囲】
当院は循環器専門の医療機関です。循環器とは心臓と血管を専門に診る診療科です。具体的には、狭心症、心筋梗塞などの冠動脈疾患、抗血小板療法、抗凝固療法、心房細動を始めとする不整脈、高血圧症、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病、慢性心不全などの循環器疾患です。循環器の診療範囲を具体的にまとめました。
・心臓弁膜症(僧帽弁狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症、大動脈弁狭窄症、大動脈弁閉鎖不全症、他)
・不整脈(上室期外収縮、心室期外収縮、房室ブロック、心房細動、他)
・脳卒中、脳血管障害、脳梗塞(ラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症)、脳出血、くも膜下出血、一過性脳虚血発作、脳卒中後の管理、二次予防、再発予防
・その他、健診の再検査、食事指導、運動指導、禁煙外来、など
以上、心臓と血管を専門に診る診療科が循環器です。脳梗塞や脳出血等の脳血管障害、脳卒中は脳神経内科や脳神経外科が診ることも多いですが、どちらも血管の故障の予防という意味では一次予防、二次予防としてやるべきことは循環器と共通です。高血圧症、脂質異常症、糖尿病、慢性腎臓病等の生活習慣病も循環器病のリスク因子という点で循環器の守備範囲です。心筋梗塞や脳卒中にならないようにする、なってしまっても再発しないようにする、というのが循環器の仕事です。