「週刊東洋経済」2018/9/8号の「医学部&医者」特集にてお茶の水循環器内科院長の五十嵐らが執筆協力しました。

「週刊東洋経済」2018/9/8号の「医学部&医者」特集にてお茶の水循環器内科院長の五十嵐らが執筆協力しました。東京医科大学の入試不正など、医学部入試や医師の働き方が話題です。人工知能の第頭、人口動態や疾病構造の変化などの社会情勢の変化を踏まえ、当院にて座談会を開催し、その様子が記事にまとめられています。他にも、「医療4.0」執筆メンバーやデジタルハリウッド大学院の関係者などを中心に、多くの知人友人が執筆協力をしました。具体的には、掲載順で、

・石井洋介(消化器外科医、日本うんこ学会会長)

・沖山翔(救急医、アイリス株式会社代表取締役)

・佐竹晃太(呼吸器内科医、株式会社キュア・アップ代表取締役)

・Dr.おかめ(腎臓内科医、youtubeチャンネル「Dr.おかめの腎のおはなし」)

・白岡亮平(小児科医、キャップスクリニック総院長)

・加藤浩晃(眼科医、デジタルハリウッド大学院客員教授)

・森維久郎(腎臓内科医、「腎臓内科.com」運営)

・北城雅照(整形外科医、医療法人社団新潮会理事長)

他の記事もなかなか興味深い特集が盛り沢山です。座談会の内容は多岐に渡り、紙面の都合上、掲載出来なかった部分もとても興味深い内容でしたので、機会があればまとめようと思います。詳しくは2018/9/8号の「週刊東洋経済」をご覧ください。

「週刊東洋経済」2018/9/8号→http://amzn.asia/d/iVbQ6OE


【お茶の水循環器内科になりました】
お茶の水循環器内科院長の五十嵐健祐と申します。当院は2014年秋、「心血管疾患の一次予防」を理念に神田小川町にてスタートしました。2016年春、現在の神田神保町にお引越し、2018年春、医療法人化に伴い、「その医療は心筋梗塞を減らすだろうか?」という行動規範のもと、循環器専門の医療機関に生まれ変わりました。
ミッション→https://ochanomizunaika.com/mission
我々の使命は「世の中から救えるはずの病気をなくすこと」です。世の中には救える病気とそうでない病気があります。その中で、心筋梗塞と脳卒中は血管の故障が原因であり、血管を守ることで予防が可能です。血管を守るとは、具体的に、高血圧症、脂質異常症、糖尿病、心房細動、慢性腎臓病等の心血管疾患の危険因子に対して適切な治療介入と治療継続をすることです。そのために、循環器専門の医療機関として特化し、夜間も土日も診療をオープンにし、高血圧症、脂質異常症、糖尿病、心房細動、慢性腎臓病等の心血管疾患の危険因子に対して適切な治療介入と治療継続、循環器疾患の一次予防、二次予防のために診療を行っています。心筋梗塞と脳卒中を防ぎ、「世の中から救えるはずの病気をなくすこと」、これが我々の使命です。新しく生まれ変わったお茶の水循環器内科をどうぞよろしくお願いいたします。
2018年4月1日、お茶の水循環器内科院長五十嵐健祐

【具体的な診療範囲】

当院は循環器専門の医療機関です。循環器とは心臓と血管を専門に診る診療科です。具体的には、狭心症、心筋梗塞などの冠動脈疾患、抗血小板療法、抗凝固療法、心房細動を始めとする不整脈、高血圧症、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病、慢性心不全などの循環器疾患です。循環器の診療範囲を具体的にまとめました。
・冠動脈疾患(急性心筋梗塞、労作性狭心症、他)
・心筋梗塞後、ステント留置後の管理、抗血小板療法
・慢性心不全の管理
・心臓弁膜症(僧帽弁狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症、大動脈弁狭窄症、大動脈弁閉鎖不全症、他)
・人工弁置換術後の管理、抗凝固療法
・心筋症(拡張型心筋症、肥大型心筋症、他)
・不整脈(上室期外収縮、心室期外収縮、房室ブロック、心房細動、他)
・心房細動の抗凝固療法、心原性脳塞栓症の予防
・脳卒中、脳血管障害、脳梗塞(ラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症)、脳出血、くも膜下出血、一過性脳虚血発作、脳卒中後の管理、二次予防、再発予防
・高血圧症、二次性高血圧症
・脂質異常症、家族性高コレステロール血症
・糖尿病、糖尿病合併症の管理
・慢性腎臓病
・睡眠時無呼吸症候群
・その他、健診の再検査、食事指導、運動指導、禁煙外来、など
以上、心臓と血管を専門に診る診療科が循環器です。脳梗塞や脳出血等の脳血管障害、脳卒中は脳神経内科や脳神経外科が診ることも多いですが、どちらも血管の故障の予防という意味では一次予防、二次予防としてやるべきことは循環器と共通です。高血圧症、脂質異常症、糖尿病、慢性腎臓病等の生活習慣病も循環器病のリスク因子という点で循環器の守備範囲です。心筋梗塞や脳卒中にならないようにする、なってしまっても再発しないようにする、というのが循環器の仕事です。

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