2021/1/22、日本のアップルウォッチにて「Apple Watchに心電図アプリケーションと不規則な心拍の通知機能が登場」が発表されました。

2021/1/22、日本のアップルウォッチにて「Apple Watchに心電図アプリケーションと不規則な心拍の通知機能が登場」が発表されました。
https://www.apple.com/jp/newsroom/2021/01/ecg-app-and-irregular-rhythm-notification-coming-to-apple-watch/
対象となるアップルウォッチは、心電図アプリケーションが「Apple Watch Series 4、5、6」、不規則な心拍の通知機能が「Apple Watch Series 3以降」です。「watchOS 7.3」のリリースにて有効化されます。「Series 3」か「Series 4」かで若干迷われるかも知れませんが、両方の機能を使うためには「Apple Watch Series 4以降」を購入すれば間違いないということになります。
心房細動検出の精度に関しては、以下のように記載があります。
「心電図の記録を心房細動(AFib)と洞調律に正確に分類する心電図アプリケーションの機能は、約600人が参加した臨床試験で検証されました。検証では医師による標準基準の12誘導心電図のリズム分類と、心電図アプリケーションが同時に記録したリズム分類を比較しました。この研究で、Apple Watchの心電図アプリケーションは、分類可能な記録のうち、心房細動の分類で98.3パーセントの感度を、洞調律の分類で99.6パーセントの特異度を示しました。また、この研究では、心電図アプリケーションによる分類可能な記録は全体の87.8パーセントでした。」
お茶の水循環器内科では2020/9/7からアップルウォッチ外来を行っていますが、今までは心電図機能が有効な海外の地域で購入、アクティベートしたアップルウォッチを手に入れる必要がありました。今回、日本で購入、アクティベートしたアップルウォッチでも心電図機能が使えるようになるとのことで、待ちに待っていたアップデートが実現しました。お茶の水循環器内科のアップルウォッチ外来については以前のまとめをご覧ください。
「2020/9/4、アップルの「家庭用心電計プログラム」「家庭用心拍数モニタプログラム」が医療機器承認を取得しました。」
https://ochanomizunaika.com/19158
「2020/9/7、お茶の水循環器内科では「アップルウォッチ外来」を開始しました。」
https://ochanomizunaika.com/19157
「お茶の水循環器内科の「アップルウォッチ外来」について具体的にまとめました。」
https://ochanomizunaika.com/19244
アップルウォッチ外来の受診についてはまた追って詳しくアップデートします。

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