「循環器内科.com」に「法定検診」についてまとめました。

「循環器内科.com」に「法定検診」についてまとめました。
法定検診→http://循環器内科.com/kenshin


【法定健診とは】

法定健診とは、労働安全衛生法という法律で定められた健康診断です。具体的には、全ての事業主には被雇用者に対して法定健診を受けさせる義務があり、被雇用者は法定健診を受ける義務があると定められています。年齢に応じて定期的に法定の検査項目を含む健康診断を行うことが義務付けられています。詳しくは厚生労働省のページをご覧ください。

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku/0000103900.pdf

退職者の方、自営業の方は、国民健康保険になりますので、各市区町村等が行う住民健診があります。詳しくは各自治体にお問合せください。

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kensui

【法定健診の種類】

法定健診には3種類があります。法定雇入時健診、法定定期健診A、法定定期健診Bです。3種類ある法定検診のいずれに該当するか必ずご確認ください。

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g4

法定健診の具体的な検査項目と費用は下記の通りです。

・法定雇入時健診

費用:12000円(税込)

問診、現病歴、既往歴、業務歴、身長、体重、BMI、腹囲、視力、聴力、血圧、尿糖、尿蛋白、胸部エックス線、赤血球数、Hb、AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、LDL、HDL、TG、血糖またはHbA1c

健康診断書一通発行

・法定定期健診A

費用:7000円(税込)

問診、現病歴、既往歴、業務歴、身長、体重、BMI、腹囲、視力、聴力、血圧、尿糖、尿蛋白、胸部エックス線

健康診断書一通発行

・法定定期健診B

費用:12000円(税込)

問診、現病歴、既往歴、業務歴、身長、体重、BMI、腹囲、視力、聴力、血圧、尿糖、尿蛋白、胸部エックス線、赤血球数、Hb、AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、LDL、HDL、TG、血糖またはHbA1c

健康診断書一通発行


【お茶の水循環器内科の健康診断】

お茶の水循環器内科はもともと健診専門の医療機関ではありませんが、夜間じゃないと健診を受けられない、土日じゃないと健診を受けられないなどのご要望をいただき、2016年6月から健診を受けられるようにしました。法定検診はお時間が掛かるため、2018年2月現在、完全予約制です。血液検査が項目にある場合、結果が出るまでに5日間程度掛かります。診断書郵送は簡易書留で翌平日診療日発送(追加手数料1000円)となります。即日の受け取り希望、団体検診等のご相談は検診専門の医療機関等へご相談ください。お茶の水循環器内科は健診専門に作っていないので、多少手際が悪かったり、検査の移動でご迷惑をお掛けしたりしてしまうことがありますが、予めご了承ください。健診スタッフがいる曜日と時間帯であることが必要なので、お時間をお問合せください。

【健診専門の医療機関】

東京都内、首都圏には多数の健診専門の医療機関があります。健診専門の医療機関のほうが健診専門に設計しているため効率的であったり、スタッフもオペレーションにも慣れていたり、費用が安かったり、団体検診にも対応していたり、自院内に検査室もあれば当日で採血結果が出たりと、有用です。まとめたサイトがありましたのでご参考ください。

http://tokuteikenshin-hokensidou.jp/kenshin/list/13

また、健診以外にも様々な病気がないかのチェックは人間ドックがあります。費用は多少掛かりますが、より詳しくチェック可能です。

https://www.mrso.jp/tokyo

【重要】ご来院前にご確認ください。
お茶の水循環器内科は循環器専門の医療機関です。対象は狭心症、心筋梗塞等の冠動脈疾患、心房細動を始めとする不整脈、心血管疾患の危険因子としての高血圧症、脂質異常症、糖尿病等の生活習慣病、慢性心不全等の循環器疾患です。一般的な内科診療は行っていませんので予めご了承ください。都内の医療機関探しは東京都医療機関案内サービスひまわりをご活用ください。
東京都医療機関案内サービスひまわり:03-5272-0303
https://www.himawari.metro.tokyo.jp/qq13/qqport/tomintop

【お茶の水循環器内科】

お茶の水循環器内科は循環器専門の医療機関です。当院は2014年秋、「心血管疾患の一次予防」を理念に神田小川町にてスタートしました。2016年春、現在の神田神保町にお引越し、2018年春、「その医療は心筋梗塞を減らすだろうか?」という行動規範のもと、循環器専門の医療機関になりました。世の中には救える病気とそうでない病気があります。その中で、心筋梗塞と脳卒中は血管の故障が原因であり、高血圧症、脂質異常症、糖尿病、喫煙、心房細動等の心血管疾患の危険因子をコントロールすることで十分に予防可能です。心血管疾患の危険因子に対して適切な治療介入と治療継続のために、お茶の水循環器内科は夜間も土日も診療をオープンにしています。心筋梗塞と脳卒中を防ぐこと、これが当院のミッションです。お茶の水循環器内科をどうぞよろしくお願いいたします。
お茶の水循環器内科院長五十嵐健祐

【具体的な診療範囲】

お茶の水循環器内科は循環器専門の医療機関です。循環器内科とは心臓と血管を専門に診る診療科です。具体的には、狭心症、心筋梗塞等の冠動脈疾患、心房細動を始めとする不整脈、心血管疾患の危険因子としての高血圧症、脂質異常症、糖尿病等の生活習慣病、慢性心不全等の循環器疾患です。循環器内科の診療範囲を具体的にまとめました。
・冠動脈疾患(急性心筋梗塞、労作性狭心症、他)
・心筋梗塞後、抗血小板療法、ステント留置後の管理、バイパス術後の管理・慢性心不全の管理
・心臓弁膜症(僧帽弁狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症、大動脈弁狭窄症、大動脈弁閉鎖不全症、他)
・弁置換術後の管理、弁形成術後の管理、抗凝固療法・心筋症(肥大型心筋症、拡張型心筋症、高血圧性心肥大、他)
・大動脈瘤、大動脈解離後の管理
・不整脈(心房細動、房室ブロック、上室期外収縮、心室期外収縮、他)
・心房細動の抗凝固療法、心原性脳塞栓症の予防、アブレーション治療の適応の評価、アブレーション治療後の管理
・脳卒中、脳血管障害、脳梗塞(ラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症)、脳出血、くも膜下出血、一過性脳虚血発作、脳卒中後の管理
・高血圧症、二次性高血圧症
・脂質異常症、家族性高コレステロール血症
・2型糖尿病、1型糖尿病、糖尿病合併症の管理、インスリン管理
・慢性腎臓病、腎硬化症の管理、糖尿病性腎症の管理
・その他、健診後の再検査、食事指導、運動指導、禁煙外来、など
以上、心臓と血管を専門に診る診療科が循環器内科です。高血圧症、脂質異常症、糖尿病、慢性腎臓病等の生活習慣病も心血管疾患の危険因子として循環器内科の守備範囲です。心筋梗塞や脳卒中にならないようにする、一度なってしまっても再発しないようにする、というのが循環器内科の仕事です。予防に勝る治療はありません。受付または主治医までお気軽にご相談ください。

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